重曹は料理や掃除、洗濯など家庭内のさまざまな用途で使えるコスパ抜群の商品です。
それ以外でも洗顔や歯磨き、うがい、制酸剤としても利用されていて安全性の高さも折り紙つき。
このページではこの重曹を使った犬や猫といったペットの臭い&衛生対策を紹介します。
犬や猫の臭い&衛生対策6選
上でも書いたとおり重曹はとても安全性の高い商品なので、人間だけではなく動物にも安心して使えます。
粉のままか、重曹を水に溶かした重曹水を使った臭い&衛生対策をいくつか紹介したいと思います。
水1Lに対して大さじ5~6杯の重曹を溶かしてつくります。重曹は大さじ一杯約11g、小さじ一杯約3.5gなので、少量100mLの重曹水をつくりたい場合は大さじ1/2杯か、小さじ1杯半くらいを目安に溶かしてください。
重曹水が蒸発すると白い粉のような汚れが点々と残る事があります。
この白残りを取るには、重曹水で拭いた後にクエン酸で拭き上げたり、しっかり二度拭きする事。特にクエン酸は弱酸性なので弱アルカリ性の重曹と中和反応が起こりきれいに消えます。
犬のシャンプーやブラッシング
動物用シャンプーに重曹の粉を少量加えたり、お湯に溶かしてシャンプーすると毛並みがふんわり柔らかくなります。
さらにブラッシング時に粉を直接体にかけブラッシングすればツヤも出て体についた嫌な臭いも消す事ができます。
耳掃除や歯磨き
毛足が長かったり耳が垂れている犬や猫は耳の中が汚れがちです。
いつもよりも少し薄めの重曹水をつくり、綿棒やティッシュなどに含ませて拭いてあげると汚れが落ちやすく耳ダニの予防にもつながります。
ガーゼにしみ込ませて歯を拭いてあげると歯周病対策にも。
ペット用布製品の洗濯
ペット用の毛布やタオル、洋服、首輪なども定期的に洗って清潔にしてあげたいものです。
洗濯の前に重曹水に浸け置きしてあげれば、布製品にこびりついた汚れが落ちやすくなり、臭いもすっきり消えます。
尿の臭い対策
犬や猫(特に猫)のおしっこ臭には飼い主のほとんどが悩んでいます。
ペットが粗相したらまずはおしっこをきれいに拭き取りその上に重曹の粉をたっぷりかけます。
一晩そのままで放置し、翌朝粉を除去してクエン酸で拭き取れば臭いはかなりマシに。
ただ、猫のおしっこ臭は強力なのでなかなか消えません。次亜塩素酸系消臭剤や二酸化塩素消臭剤を併用するとより効果抜群。
猫のトイレ砂の臭い対策
猫はトイレが汚れたり臭う事をとても嫌がります(ストレスで別の場所に粗相する原因にも)。
日頃からのトイレ掃除は当然ですが、重曹の粉を底部分に敷いておくと掃除までの間の臭い対策になります。
砂を取りかえた時にも粉をふりかけておくとよいでしょう。
猫の毛玉対策
猫は毛繕いのために自分の体を舐めるのでどうしても毛玉が詰まりやすくなります。
飲み込んだ毛が胃や腸などにたまって塊になると毛球症になる事もあるので毛玉対策は必須。
温めた重曹水をタオルなどに含ませてしっかり水気をしぼってから全身を丁寧に拭いて抜け毛を取り除いてあげましょう。
毎日のブラッシングと週1の重曹水での毛玉対策でしっかり毛玉対策を。
(特別編)水槽や鳥かごの清掃
水槽や鳥かごなどの汚れ&臭い落としにも重曹が役立ちます。
熱湯に重曹を加えて浸け置きすると汚れや臭いがかなり落ちやすくなります。
それでも落ちないようなら洗剤もプラスして、重曹&熱湯&洗剤のパワーでしつこい汚れもきっちり落としましょう。
熱湯やアルカリ成分の手荒れ対策に清掃時には必ず手袋を着用。
重曹の優秀な消臭効果は犬や猫などの臭い対策にも十分使えます。
安全性もとても高いので、大事な家族であるペットにも安心して使える点はかなりのプラス要素。
ペットと快適に暮らすためにコスパ抜群の重曹を活用しましょう。
おすすめ重曹
1kgあたり300円程と非常にコストパフォーマンスに優れた重曹です。
人間の食品にも使われる食品添加物規格なので安心して使え、量もたっぷり5kgのビッグサイズ。
さまざまな用途で量を気にせず使えます。